ほぐすだけで大丈夫?膝や腰、足首の痛みは高槻市の岩﨑整骨院で!
2019年1月22日12:12 PM カテゴリー:いわさき整骨院からのお知らせ,記事
皆さんは腰や膝、首など身体に痛みを感じたらどうしますか?
湿布を貼ったり温めたり、ストレッチなどいろいろ対策はありますよね。
しかしそれでも効果がない場合は整形外科、整骨院、鍼灸院、マッサージ
などに通院して症状を改善する事もひとつの方法だと思っております。
注射や湿布だけでは治らない!
整形外科でも診断やリハビリのしっかりしているところはいいと思うのですが、
ところによっては湿布や痛み止めだけで、様子を見るというところもあります。
もちろん様子を見ることも大事なのですが、今現在の身体の状態の説明もなく、
返されるとどうなってるのかわかりませんよね。
また、整骨院、鍼灸院でも同じようなところが多いように思います。
マッサージ屋さんはともかく、治療院でもほぐせばそれでいいという先生が多いようです。
患者さんからすれば楽になればいいと思うところもあるのでしょうが、
一時的にゆるんでいるだけで、同じような身体の使い方になるとまた元に戻ってしまいます。
しかしこれでは治療とはいえません。
それが患者さんのためになるのか?
私はいろいろ考えさせられます。
昔はマッサージや PNF、 AKA、筋膜リリースなども行っていました。
でもそれだけでは一時的な筋肉の緩みがほとんどで根本的には治っていません。
患者さんは楽になったように思いますが、機能的には改善していないからです。
地球には重力があるため関節に負担がかかるようになっています。
歩いたり、立ち上がったり、走ったり重力を受けているため、
動くときにを支える ための力がしっかり機能しなければ、
腰や股関節、膝、足首などに負担がかかってしまいます。
ですので、身体のどこかが痛い方は、筋肉や軟部組織が固くなり
関節が機能していないのでうまく使えない状態になっています。
ほぐして緩めるだけでは筋肉は機能しません!
ほとんどの治療家は固くなったところを緩めるだけでその後のリハビリ
や日常生活をでの注意点などをアドバイスする事は少ないようです。
では筋肉がなぜ固くなってるのか?
人それぞれに「クセ」がついてしまっているからです。
問診で日常生活やスポーツ歴、傷病歴などを詳しく聞き、姿勢や
歩行、関節可動域、痛みの出る姿勢、動きをしっかり診て評価しないと
場合によっては逆効果になることがあります。
身体全体の運動連鎖を診ることが重要!
例えば、膝が痛くて歩くのが困難なお年寄りに、
筋肉が固いからといってほぐすだけで緩めてしまうと
グラグラになって余計に歩けなくなったり、
スムーズに動くことができなくなってしまいます。
もちろん緩めると血行がよくなるので一時的に軽くなったり
楽になりますが、筋肉が働かないと動くことはできません。
そのためにはトレーニングが必要となってきます。
意外にも、ほぐすだけではなく固いところのトレーニングで筋肉はゆるみます。
単にゆるんでいるのではなく、機能を取り戻したといってもいいでしょう。
身体の筋肉は、どこか働かない部位があれば他の筋肉が代償されて過剰に働き、
固くなってしまいバランスが崩れ、関節などに負担がかかり結果的に機能不全に
なってしまっています。
どこの筋肉がどうなっていて、またそれがどこの筋肉に影響し
その結果どうなっているのか?
また、痛むところの筋肉がどこからどういう影響を受けているのか?
ということを知るだけでプログラムを作成するためのヒントが見えてきます。
ほぐして緩める手技というのは悪くないと思いますが、筋力の機能低下を
起こしている筋肉にはトレーニングで機能させるように持って行かなければ
また繰り返してしまうだけです。
つまり、働いていない筋肉をしっかりと動かせるようになることが根本的な
治療につながると思っております。
当院では、身体全体の運動連鎖を診て評価し、患部を単にほぐすだけでなく、
トレーニングやストレッチなどを入れ、治療プログラムを作成し
早期回復のためにつとめております。
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