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【院長日記】
～ビールとナイアシンと、ちょっぴり健康の話～

先日、献血の結果が届きました。
実はここ最近、気になっていたんです。というのも、私は毎晩欠かさずビールを飲むのが日課。

「晩酌」なんて可愛い言葉じゃ済まされないレベルで、毎日2〜3リットル。まるでお風呂上がりの麦茶のように、グイグイとビールを流し込んでいるのです。

そんな生活を続けていれば、当然ながら肝臓の数値――特にあの「γ-GTP」ってやつが、天井知らずに上がっているだろうと思いきや……。
なんと、まさかの数値ダウン。自分でも「え、なんで？」と思いました。

思い当たるのは、ひとつ。
最近、試しに飲み始めた「ナイアシン」のサプリです。ナイアシンとはビタミンB3の一種で、肝臓の働きを助けると言われていますが、「ほんまかいな〜」と思いながら飲んでいたら、まさかの良い結果。

もちろん、ナイアシンだけのおかげとは言い切れません。
ちょっとだけですが、運動もしています。
ちょっとだけですが、食事にも気をつけています。
ちょっとだけですが、サウナにも通っています。

あくまで「ちょっとだけ」ですが（笑）

でも、この“ちょっと”が意外と侮れないんです。
全部を完璧にやろうとするとしんどくなりますが、「自分が続けられる範囲で、少しでも体に良いことを取り入れてみる」だけで、体はちゃんと応えてくれるんですね。

とはいえ、ビール3リットル飲んでる人間に説得力あるかは…ちょっと怪しいかもしれません（笑）
でも私は、こう思うんです。

「楽しみを我慢せずに、健康とバランスをとっていく」
これが、現代人にとっていちばん現実的で、続けやすい健康法じゃないかと。

よく患者さんにも言いますが、「健康のために何かを始めたいけど、何をしたらいいか分からない」「続けられる自信がない」と悩む方が多いです。
でも、最初から大きなことをしようとしなくてもいいんです。

・寝る前のスマホ時間を10分減らす
・エレベーターじゃなく階段を1階分だけ使う
・ご飯をちょっと減らして、野菜をちょっと増やす
・お風呂で軽くストレッチをしてみる
・近所の公園を10分歩いてみる

それだけでも、じゅうぶん「健康への第一歩」なんですよ。

私もそうやって、少しずつ生活を整えてきました。
毎晩ビールを手にしながらも、自分なりの“健康との折り合いの付け方”を探してきたつもりです。

健康って、我慢や苦行ではなくて、「自分の心地よい暮らし」の中にちょっとずつ取り入れるものだと思うんです。

ということで、皆さんも今日から“ちょっとだけ”健康に目を向けてみませんか？
何かひとつ、続けられそうなことを決めてみてください。

そして、何か不調を感じたときや、気になることがあるときは、ぜひ当院にお越しくださいね。

ビールとナイアシンで元気な健康オタク院長が、皆さんの健康のお手伝いをさせていただきます（笑）

今日も、健康に、そしてちょっぴり楽しく。
皆さんの毎日が健やかでありますように！