スーツと右膝とビールと私 〜全国柔整鍼灸協同組合総代会で学んだ“健康オタクの落とし穴”〜

こんにちは。
高槻市の整骨院「岩﨑整骨院」院長、健康オタクこと岩﨑です。

昨日、人生初の「全国柔整鍼灸協同組合 総代会」なるものに出席してまいりました。
初めての総代会。しかもスーツ着用。いやはや、何年ぶりでしょうか、あの窮屈な布を身にまとったのは。

ということで、今回は「健康オタク院長がスーツを着て膝を痛めてサウナで反省する日記」をお届けします。
まさか膝の痛みとビールの量が比例するとは…予想外の展開でした。

【朝】スーツ着るからランニングしとこか

朝からいつも通り、いやいつも以上に気合いを入れて起きました。
なぜかというと…スーツを着るからです。

普段、ジャージかポロシャツが制服の私にとって、スーツという存在は“タキシード仮面”並みに非日常。
しかもスーツって、ちょっと太っただけで「パツパツセンサー」が反応しますよね。

というわけで、
「ちょっとでもスッキリさせとこか」
という関西人特有の“ノリ”で、朝ランニングを決行。

気温も湿度も高めでしたが、走っているときはスカッと爽快。
「うん、今日は調子ええで」と自画自賛しつつ、汗だくで帰宅。スーツに着替え、いざ電車に飛び乗りました。

【午前】大阪駅到着…右膝に異変

高槻から電車で大阪へ。

「さあ、久々の都会や。駅ナカに新しいカフェでもできてるかな」なんて浮かれていたのも束の間。
大阪駅のホームに降り立った瞬間、右膝に違和感…。

「ん？」「なんやこの引っかかる感じ」

ランニングのあとにスーツで長時間立ち歩いたことで、膝まわりの筋膜か関節に負荷がかかった模様。
まるで「急に運動する中年あるある」が自分に降りかかってきたかのよう。

そして、駅のガラスに映る自分の歩き姿をふと見てしまったのが運の尽き。
右膝をかばって歩く姿が、まるでロボットダンス。

「え、だれこのオジサン…って俺かい！」

【昼】総代会スタート、会計報告中にストレッチ

さて、肝心の「全国柔整鍼灸協同組合 総代会」。

初めての出席ということもあり、正直言って内容はちんぷんかんぷん。
「会計報告」「事業計画」「議決権」など、聞きなれない言葉が並ぶ中、頭の中はずっと「右膝どないしよ…」でした。

気づけば私、会議中に足をさすったり、膝裏をストレッチしたり。
あやうくヨガポーズになりそうな勢いで、まさに「静かな戦い」状態。

たぶん周囲からは、
「この人、やたらとソワソワしてるな」
「何か不満でもあるんちゃうか」
と怪しまれていたかもしれません。

でも、ほんまの敵は議題ではなく、自分の右膝やったんです…。

【午後】サウナで血流アップ大作戦

会合も無事（？）終了。とはいえ、膝の痛みはまだ続いている。

「このまま整骨院の院長が足を引きずって帰るわけにはいかんやろ！」

そう考えた私は、すぐさま近くのスポーツクラブへ直行。
目指すは――サウナ！

身体の芯まで温めて、血流を促進すれば、回復も早いはず。
ここは健康オタクの本領発揮。

15分ほどじっくり汗をかき、水風呂へイン！
……うん、膝がちょっとラクになってきた！

「よし、これで大丈夫！」と一安心……したのも束の間。

【夜】脱水＋アルコール＝ビールが止まらん…

その夜。家に帰ってまずやったこと――冷蔵庫からビールを取り出すこと。

いや、サウナで汗をかきすぎて、水分が足りてない感じがしたんですよね。
「まずは水分補給やな！」と気合を入れた結果、なぜか手にしていたのはビール。

そう、健康オタクあるある。
「水分補給＝ビールでもええやろ精神」発動です。

案の定、いつもより飲むペースが早く、量も多めに。

しかしふと我に返る…

「いや待て。膝痛めてるのにビールって、どうなん？」

アルコールは血管を拡張する一方で、炎症を悪化させるリスクもある。
さらに脱水状態では内臓への負担も増加。

ここで健康オタクモードON。

【反省】運動とスーツとサウナとビールのバランス

今回の一件で学んだことは以下の通りです。

• スーツを着る日は、張り切ってランニングしすぎないこと

• 運動後はストレッチ＆クールダウンをしっかり

• 違和感を無視せず、早めのケアが大事

• サウナのあとは“水”を飲むべし

• ビールは水分補給ではない（と自分に言い聞かせる）

整骨院の院長として、そして健康オタクとして、今回のような「健康ミス」はある意味で良い学びです。

患者さんにもよく言うんですよ。
「違和感は放置したらアカン」「小さな痛みが、大きなケガのサインやで」と。

でも、いざ自分がなると見えなくなるんですよね。
身体は正直。日々のケアと、冷静な判断が大切やと、身をもって感じました。

【まとめ】健康オタク、今日も学ぶ。

今回の出来事は、私にとっては反省材料でもあり、貴重な経験でもありました。

・スーツと健康の相性
・運動と関節のバランス
・サウナと水分管理
・そしてビールの誘惑…

どれも「健康を考えるうえで外せないテーマ」です。

皆さんも、日常生活のちょっとした“油断”が、身体のトラブルにつながることがあります。

とくにこれから梅雨、そして猛暑に向かう季節。汗をかく場面も増えますので、水分補給とコンディション管理にはお気をつけください。

そして膝に違和感がある方は、早めの施術がオススメです。
「なんかおかしいな」と思ったら、すぐにご相談くださいね。

整骨院の院長が身体を張って学んだリアル体験――きっと誰かの役に立つことを信じて、今日も明日も健康オタクでいきます！