【すき焼きと筋トレと私】～半額黒毛和牛の落とし穴～

こんにちは、健康オタク院長です。

ようやく梅雨入りが近づいてきたこの季節、ジメジメした空気の中にも夏の気配が漂ってきました。

皆さま、体調崩されていませんか？

さて、今回は、私が「身体づくり」と「食事」に目覚めた（？）ある夜の出来事をお話しします。

テーマはズバリ、「すき焼き」！

…そう、ただのすき焼きじゃありません。

顎筋（がくきん）トレーニング付き・すき焼きナイトです（笑）

ゆる～く筋トレ再開しました

最近ちょっと体が重くて、「代謝が落ちてるなあ…」と実感する日々。

患者さんの中にも、「なんか最近、痩せにくくなったんです」「疲れが抜けにくくて…」といったお悩みが増えています。

それもそのはず。年齢とともに筋肉量が減り、基礎代謝も落ちていきます。

つまり、今までと同じ生活をしていても、太りやすくなったり、疲れやすくなったりするわけですね。

これはいかん！と思い立ち、久しぶりに筋トレを再開。
といっても、いきなりガチなことはできません。
まずは“ゆる筋トレ”から。

上半身のマシンを軽いウエイトで3セットずつ。
いや、これでも汗は出ますし、翌朝には軽い筋肉痛。
久しぶりに「身体使ったな～」という実感とともに、なんとも言えない達成感を味わいました。

筋トレ後はすき焼きでタンパク質補給！

「筋肉は裏切らない」とよく言いますが、育てるには栄養が欠かせません。

とくに筋トレ後は、タンパク質の摂取が重要です。

筋繊維がダメージを受けたあとは、タンパク質でしっかり補修・再生！

ということで、「今日はがっつりタンパク質！」と心に決め、夜はすき焼きを作ることにしました。

味つけは甘辛で、関西風。

でも健康志向の私は、砂糖の代わりに“ラカント”を使うという工夫も忘れません。

これなら血糖値も上がりにくくて、ダイエット中でも安心ですね。

スーパーで見つけた“黒毛和牛”

さて、すき焼きといえば主役は「牛肉」。

どうせ食べるなら、良いお肉を食べたい――そう思いながらスーパーの精肉コーナーへ。

すると…ありました！

「黒毛和牛　すき焼き用　半額」の文字が！！

「おおっ！黒毛和牛でこの値段はラッキーや！」とテンション爆上がり。

箸が刺さらん！？肉が…固まる！？

家に帰って、さっそくすき焼き準備。

鉄鍋に牛脂をひき、ネギとしらたきを炒めて、出汁とラカントと醤油で割り下を作成。

さあ、ここに主役の黒毛和牛を投入――しようとした瞬間。

ん？
なんか、箸にからみつくぞ？
いや、そもそも肉がほどけへん。

「……これはもしや……？」

はい、すじ肉でした。

それも、なかなかの“筋張り具合”。

とりあえず煮込めば柔らかくなるやろ、と思って火にかけること10分。
…固い。

20分。…固い。

30分。…やや柔らかくなった気もするが、まだまだ“アスリート級の繊維質”。

噛んでも噛んでも終わらない

結局、我慢できずに食べ始めたわけですが…

……かたい！！
とにかく、かたい！！！

しかも、噛んでも噛んでも噛みきれない！！！

「うま味」よりも先に「顎の疲労」が押し寄せてきました。

すき焼きのはずが、まさかの“顎トレ”になるとは。

タンパク質はしっかり摂れたはずですが、なんというか…筋トレのあとに「また筋トレ」した気分（笑）

それでも、筋肉は裏切らない（はず）

お肉としては難易度高めでしたが、栄養的には申し分なし。

コラーゲンやゼラチン質も豊富ですし、しっかり煮込めば柔らかくなるポテンシャルも秘めています。

…まあ、煮込みが甘かった私のせいですね（苦笑）

でも、すじ肉も時間をかければちゃんと柔らかくなる。

これって、私たちの身体にも言えることだと思うんです。

身体も「時間と手間」で変わる

最初は固くて動かない身体でも、痛くてどうしても動かすのが怖い関節でも、正しいケアとトレーニングを続ければ、ちゃんと柔らかくなり、動くようになり、楽になります。

それには「時間」と「手間」、そして「続ける根気」が必要です。

すじ肉を圧力鍋でコトコト煮るように、固まった筋肉や関節も、じっくり解して整えていく。

そんな地道な積み重ねが、健康な身体をつくるのです。

高槻市岩﨑整骨院では、顎も応援（？）します

今回のように、すじ肉すき焼きで「顎筋」を鍛えるのもアリですが（笑）、

当院では、もっと効率的で安全な身体づくりをサポートしています。

「代謝が落ちた気がする」
「最近、運動してない」
「身体が固まって動きづらい」

そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

姿勢の歪み、筋力バランス、関節の可動域など、総合的にチェックして、あなたに合った健康プランをご提案いたします。

すじ肉も身体も、手をかければ、変わります！