ランナー膝

【ランナー膝(腸脛靭帯炎)でお困りの方へ】
膝の外側の痛み、無理して走っていませんか?
「ランニング中に膝の外側が痛い」
「走り終わった後に膝の外側がズキズキする」
「歩くのは大丈夫だけど、走ると痛む」
それは、**ランナー膝(腸脛靭帯炎)**の可能性があります。
ランナー膝は、マラソンやジョギング、スポーツなどで繰り返し膝を使うことによって起こる、膝の外側に生じる炎症性の障害です。
放置すると、慢性的な痛みに変わり、長期間の運動制限を余儀なくされることもあります。
当院では、ランナー膝に対して、原因を見極めた施術とセルフケア指導、フォーム改善までを含めたトータルサポートを行っています。
【ランナー膝(腸脛靭帯炎)とは?】
ランナー膝とは、膝の外側にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)という長い靭帯が、大腿骨とこすれて炎症を起こすスポーツ障害です。
医学的には「腸脛靭帯炎」と呼ばれ、長距離ランナーに多く発症することから“ランナー膝”と呼ばれるようになりました。
腸脛靭帯は、骨盤から膝下までをつなぐ太くて強い靭帯で、走ったりジャンプしたりする際に、膝関節を安定させる役割を担っています。
しかし、走行時に膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、腸脛靭帯が大腿骨外側の出っ張った部分とこすれ、摩擦が生じて炎症を起こしてしまうのです。
【こんな症状はありませんか?】
膝の外側に鋭い痛みがある
ランニング中・ランニング後に痛みが出る
坂道を下ると痛みが強くなる
膝を押すと痛みを感じる
歩くのは問題ないが、走ると痛い
膝の外側に熱感や腫れがある
これらの症状がある方は、ランナー膝の可能性が高いです。
早めのケアを行うことで、悪化や長期離脱を防ぐことができます。
【ランナー膝の原因は?】
ランナー膝の発症には、いくつかの要因が考えられます:
1. オーバーユース(使いすぎ)
急激な走行距離の増加や、休息の少ない練習は、腸脛靭帯に過剰な負荷をかけます。
2. フォームの乱れ
過度な前傾姿勢、内股気味の走り方、ストライドが大きすぎるなど、フォームの乱れも摩擦の原因となります。
3. 柔軟性の低下
股関節・大腿筋膜張筋・お尻の筋肉(中臀筋など)の柔軟性が落ちると、腸脛靭帯が引っ張られやすくなります。
4. 筋力バランスの崩れ
お尻や体幹の筋力が弱いと、走るたびに膝がブレて、腸脛靭帯に負荷が集中します。
5. シューズ・路面の影響
クッション性の低いシューズや、傾斜のある道でのランニングもリスクを高めます。
【当院でのランナー膝に対する施術】
当院では、単に痛みのある膝に対して施術をするだけでなく、痛みの原因となっている筋肉の硬さ・姿勢・フォーム・体の使い方に着目した根本的な改善を目指しています。
◆ 初回カウンセリング・検査
痛みの状態、普段のトレーニング内容、シューズ、走り方の癖などを丁寧にヒアリングし、姿勢や動作のチェックを行います。
◆ 手技療法(筋膜・関節アプローチ)
炎症が起こっている腸脛靭帯への負担を減らすため、股関節まわりや太もも、骨盤まわりの筋膜リリースや関節調整を行います。
◆ EMSトレーニング
深層筋(インナーマッスル)を鍛えることで、膝関節のブレを防ぎ、フォームの安定性を高めることができます。
◆ ストレッチ・セルフケア指導
ご自宅でもできる腸脛靭帯のケアや、股関節のストレッチ方法をお伝えし、再発予防につなげます。
◆ フォームやトレーニングのアドバイス
ご希望があれば、ランニングフォームの改善ポイントやシューズ選びのアドバイスも行っています。
【早めの対応が重要です】
ランナー膝は、初期段階で適切なケアを行えば、数週間で改善するケースも多いです。
しかし、痛みを我慢して無理に走り続けると、炎症が慢性化し、治りにくくなるだけでなく、腸脛靭帯が硬化してフォームそのものが崩れてしまうこともあります。
痛みが軽いうちに、しっかりとした対応を取ることが、復帰への近道です。
【こんな方はぜひご相談ください】
ランニングを続けながら治したい方
痛みの根本原因をしっかり取り除きたい方
再発を防ぐ体づくりもしていきたい方
自己流のケアに限界を感じている方
病院では「異常なし」と言われたが痛みが続いている方
あなたの「走りたい」という気持ちを大切にしながら、無理なく、確実に改善できる方法を一緒に考えていきます。
【まとめ】
ランナー膝(腸脛靭帯炎)は、正しい知識と適切な施術、フォーム改善により十分に克服できる障害です。
当院では、あなたの目標やライフスタイルに寄り添いながら、症状の改善から再発予防までを一貫してサポートします。
「この痛み、ランナー膝かも…」と感じたら、すぐにご相談ください。
あなたの走る喜びを、もう一度取り戻すお手伝いをさせていただきます!