オスグッド

成長期に多い膝の痛み「オスグッド病」とは?|高槻市 岩﨑整骨院
「膝の下が出っ張って痛い…」そんな症状に心当たりはありませんか?
スポーツを頑張る成長期の子どもに多く見られるこの症状は、「オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)」と呼ばれます。
オスグッド病とは、膝の下にある“脛骨粗面(けいこつそめん)”という部位が炎症を起こし、腫れや痛みを伴う状態です。スポーツをしている小中学生に多く見られ、特にジャンプやダッシュ、ストップ動作の多い競技(サッカー・バスケ・陸上など)をしている子に発症しやすいです。
この症状は、1911年にアメリカとスイスの医師によって報告されたことから、両医師の名前を取り「オスグッド・シュラッター病」と呼ばれるようになりました。
オスグッドの主な原因とは|高槻市 岩﨑整骨院
オスグッド病が発症する一番の原因は「膝への繰り返しの負荷」です。
膝を曲げ伸ばしする動作では、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が脛骨粗面に強く引っ張る力をかけます。これが何度も繰り返されることで、成長途中の骨に炎症が起き、痛みや腫れを引き起こします。
成長期の子どもは骨がまだ完成しておらず、筋肉や腱とのバランスが取りにくいため、こうしたトラブルが起こりやすいのです。特に10歳~15歳前後の子どもに多く見られます。
オスグッド病を防ぐには?|高槻市 岩﨑整骨院
オスグッド病は予防がとても大切です。日頃から次のようなことを意識しましょう。
太ももやふくらはぎのストレッチを日常的に取り入れる
ジャンプや急停止の多い動作をする時は、身体の使い方を意識する
無理のない運動スケジュールで、オーバートレーニングを防ぐ
体幹や下肢の筋力強化を行い、バランスの良い身体を作る
オスグッド用のサポーターや膝バンドを使用し、負担を軽減する
このようなケアを行うことで、膝への負担を減らし、症状の発症リスクを下げることができます。
もし発症してしまったら?岩﨑整骨院の対応法|高槻市 岩﨑整骨院
高槻市にある岩﨑整骨院では、オスグッド病の症状に対して神経調整を中心とした施術を行っています。
「神経調整」とは、身体の神経系の働きを整えることで、筋肉の緊張をゆるめ、炎症や痛みを和らげるアプローチです。
オスグッド病の痛みは、膝周囲の筋肉の過剰な緊張と、それにともなう神経の興奮が大きく関係しています。岩﨑整骨院では、こうした神経のアンバランスを優しく整えることで、痛みの根本からアプローチしていきます。
当院の施術内容の一例:
神経調整(神経の伝達を整える施術)
⇒ 筋肉の緊張を緩め、神経の過敏さを抑制し、自然な回復をサポート。整体施術による全身のバランス調整
⇒ 姿勢や骨格の歪みを整えることで、局所の負担を軽減し、再発を予防。セルフケア指導(ストレッチ・運動指導)
⇒ 症状を繰り返さないための体づくりをサポート。
保護者の方へ|高槻市 岩﨑整骨院からのメッセージ
「うちの子が痛みを訴えても、しばらくしたら治るかな…」と様子を見る親御さんも多いと思います。
しかし、オスグッド病は放置していると痛みが慢性化したり、運動パフォーマンスが低下したりするリスクがあります。
早めのケアであれば、痛みの軽減はもちろん、運動を継続しながら回復を目指すことも可能です。
「膝の下が痛い」「走るときに違和感がある」「押すと痛む」などの症状がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
オスグッド病は適切な対応で改善します|高槻市 岩﨑整骨院
オスグッド病は、成長期の一過性の障害ですが、適切な処置を行うことで痛みの早期軽減と競技復帰が可能です。
岩﨑整骨院では、お子さまの成長を妨げず、無理のない範囲で施術・トレーニング指導を行います。
「病院では安静しか言われなかった」「練習を休みたくない」という方も、まずは当院にご相談ください。